昔、流行したお菓子10選!今も買える?販売終了したものも調査

昔と今

「子どもの頃に大好きだったあのお菓子、最近全然見かけないな…」 「昔よく食べていたお菓子って、今もどこかで売っているのかな?」

スーパーやコンビニのお菓子コーナーを眺めていて、ふとそんな懐かしさを感じたことはありませんか。昭和・平成の時代に一世を風靡したお菓子たちは、今も変わらず店頭に並んでいるものもあれば、いつの間にか姿を消してしまったもの、形を変えてひっそりと生き続けているものなど、その後の道のりはさまざまです。

この記事では、多くの人が「これ覚えてる!」と思うであろう懐かしいお菓子を10個ピックアップし、2026年9月現在の販売状況を調査しました。「今も買えるのか」「販売終了しているのか」「復活しているのか」を中心に、当時の思い出とあわせてご紹介していきます。あなたが忘れかけていたお菓子との再会が、この記事の中にあるかもしれません。

昔、流行したお菓子10選

うまい棒(やおきん)

  • メーカー:やおきん
  • 発売時期:1979年
  • 販売状況:現在も販売中

コーンを主原料にしたスナック菓子で、めんたい味やチーズ味、コーンポタージュ味など豊富なフレーバー展開で知られています。駄菓子屋の店先で何を買うか長い時間悩んだ、という思い出を持つ人も多いのではないでしょうか。1本10円という価格を約42年間守り続けてきましたが、原材料費や物流費の高騰を受けて2022年に12円、2024年10月には15円(税抜)へと値上げされました。それでも今なおコンビニやスーパー、駄菓子屋、通販サイトなどで気軽に購入でき、まとめ買いセットも人気です。値上げの際には「よく頑張った」「むしろ安い」と応援の声が広がったのも印象的な出来事でした。

ビックリマンチョコ(ロッテ)

  • メーカー:ロッテ
  • 発売時期:1977年(シリーズとしての人気爆発は1985年の「悪魔VS天使」シリーズから)
  • 販売状況:現在も販売中

ウエハースにチョコレートをコーティングしたお菓子に、キラキラ光るシールが1枚封入されているのが最大の特徴です。友達とシールを見せ合ったり、交換したりした記憶がある方も多いでしょう。2026年に入ってからも「浮世絵ビックリマンチョコ」や人気映画とのコラボ商品、歴代キャラクターを令和風にアレンジした新作などが次々と発売されており、今も現役でシリーズが続く息の長いブランドです。スーパーやコンビニ、駄菓子店、通販などで手に入ります。

ベビースターラーメン(おやつカンパニー)

  • メーカー:おやつカンパニー
  • 発売時期:1959年
  • 販売状況:現在も販売中

味付けした乾燥麺をそのままおやつとして食べる、という当時としては斬新な発想から生まれたロングセラー商品です。カリカリとした食感と濃いめの味付けが子どもたちに大人気となりました。現在も定番のチキン味をはじめ、期間限定フレーバーやコラボ商品なども展開されており、スーパーやコンビニ、駄菓子屋で幅広く販売されています。三重県にある「ベビースターランド」など、ブランドを楽しめる施設ができているのも近年の動きです。

ミルキー(不二家)

  • メーカー:不二家
  • 発売時期:1951年
  • 販売状況:現在も販売中

「ママの味」のキャッチコピーとともに親しまれてきたミルク味のキャンディで、キャラクター「ペコちゃん」のパッケージは今も昔も変わらない安心感があります。世代を超えて贈り物やおやつとして選ばれ続けており、現在もスーパーやコンビニなどで通年販売されています。長い歴史の中でパッケージデザインは少しずつ変化してきましたが、優しい甘さと懐かしい味わいはそのままで、親子二代・三代で楽しんでいるという声も聞かれます。

サッポロポテト つぶつぶベジタブル(カルビー)

  • メーカー:カルビー
  • 発売時期:1972年(発売当時の商品名は「サッポロポテト」)
  • 販売状況:現在も販売中(リニューアルを経て継続販売)

「かっぱえびせん」の姉妹品として、札幌オリンピックの年に誕生したスナック菓子です。じゃがいもに野菜を練り込んだ優しい味わいで、健康志向の走りとも言われました。2022年には発売50周年を記念して「つぶつぶベジタブル」という名前にリニューアルされ、野菜のうまみをより感じられるよう改良されています。現在も全国のスーパーやコンビニで購入可能で、「小さい頃食べていたあの味だ」と懐かしむレビューも多く見られます。発売から半世紀以上、少しずつ形や名前を変えながら生き続けている息の長い商品です。

ホームランバー(協同乳業/メイトー)

  • メーカー:協同乳業(九州地区はmeito〈名糖産業〉が製造販売)
  • 発売時期:1960年
  • 販売状況:現在も販売中(地域によって製造元が異なる)

日本で初めて「当たりくじ付き」のアイスとして登場し、当たれば「もう1本」がもらえるワクワク感が子どもたちの心をつかみました。発売から60年以上経った今も、バニラやチョコなど定番のフレーバーで販売が続いています。面白いのは、地域によって製造・販売する会社が異なる点で、九州地区向けはmeitoが担当しています。パッケージキャラクターも「ホームラン坊や」から「あたるくん」へと2005年にリニューアルされるなど、時代に合わせて少しずつ姿を変えてきました。

白い恋人(石屋製菓)

  • メーカー:石屋製菓
  • 発売時期:1976年
  • 販売状況:現在も販売中(北海道限定・一部の物産展などでのみ購入可能)

ホワイトチョコレートを薄いラングドシャクッキーでサンドしたお菓子で、北海道土産の代名詞として全国に知られています。発売当初から一貫して「北海道でしか買えない」という販売方針を守り続けており、それが逆にブランド価値を高めてきました。現在も北海道内の空港や店舗、各地で開催される北海道物産展、公式通販などで購入できます。旅行や出張のお土産としてもらった経験がある方は多いはずで、パッケージを見るだけで北海道旅行の記憶がよみがえるという声も聞かれます。

チェルシー(明治)

  • メーカー:明治
  • 発売時期:1971年
  • 販売状況販売終了(2024年3月末で終売、北海道限定で類似商品が復活)

英国スコットランドのスカッチキャンディーを参考に開発されたキャンディーで、バタースカッチ味やヨーグルトスカッチ味は特に懐かしいという声が多い商品です。ピーク時の2002年度には売上高が約25億円に達しましたが、その後は市場環境の変化とともに売上が低迷し、2022年度には約5億円まで落ち込んでいました。明治は2024年3月をもって53年の歴史に幕を下ろし、生産自体は同年2月末に終了しています。惜しむ声がSNSで多く上がりましたが、その後、明治グループの道南食品(北海道)から「生キャラメルガナッシュ」味の関連商品が北海道限定で登場するなど、完全に姿を消したわけではない点も注目したいところです。

森永チョコフレーク(森永製菓)

  • メーカー:森永製菓
  • 発売時期:1967年
  • 販売状況販売終了(2019年に生産終了、後継商品として進化系が登場)

コーンフレークにチョコレートをコーティングしたお菓子で、「森永チョッコフレ〜ク」のCMフレーズを覚えている方も多いのではないでしょうか。2018年に森永製菓は、2019年夏をもって生産を終了すると発表しました。背景には、濃厚なチョコレートが好まれる近年のトレンドの変化や、指がチョコで汚れてしまうことがスマートフォン使用の妨げになるといった、時代ならではの理由もあったといわれています。生産終了後、森永製菓は手が汚れにくいよう工夫した「森永チョコフレーク<武骨な塊>」などの進化系商品を発売しており、味の系譜は形を変えて受け継がれています。なお、当時「チョコフレーク」というジャンル自体は日清シスコなど他社の類似商品で楽しむこともできます。

サクマ式ドロップス(佐久間製菓)

  • メーカー:佐久間製菓
  • 発売時期:1908年(缶入りとしての発売は1913年)
  • 販売状況販売終了(2023年1月に製造元が廃業)

赤い缶でおなじみのドロップ缶で、映画「火垂るの墓」に登場したことでも知られる、100年以上の歴史を持つロングセラー商品でした。しかし新型コロナウイルス流行による販売減や、原材料・エネルギー価格の高騰、人員確保の難しさなどが重なり、製造元の佐久間製菓は2023年1月20日に廃業しています。ここで紛らわしいのが、緑色の缶で知られる「サクマドロップス」を作っている「サクマ製菓」は全くの別会社だという点です。サクマ製菓のほうは現在も現役で、人気アニメとのコラボ缶などを積極的に展開しています。赤缶のサクマ式ドロップスは廃業後、一部で高額転売も見られましたが、今後もし復活するとすれば、権利関係の整理などを経ての商標譲渡や事業承継といった形になる可能性があるといわれています。

10商品の販売状況を一覧表で整理

お菓子名メーカー現在の状況販売地域・購入方法備考
うまい棒やおきん現在も販売中全国のスーパー・コンビニ・駄菓子屋・通販2024年に1本15円(税抜)へ値上げ
ビックリマンチョコロッテ現在も販売中全国のスーパー・コンビニ・駄菓子屋・通販2026年も新作シリーズを継続発売
ベビースターラーメンおやつカンパニー現在も販売中全国のスーパー・コンビニ・駄菓子屋期間限定フレーバーも展開中
ミルキー不二家現在も販売中全国のスーパー・コンビニパッケージのペコちゃんは今も健在
サッポロポテト つぶつぶベジタブルカルビー現在も販売中(リニューアル済)全国のスーパー・コンビニ2022年に発売50周年でリニューアル
ホームランバー協同乳業/meito(九州)現在も販売中全国のスーパー・コンビニ(地域により製造元が異なる)当たりくじ付きアイスの元祖
白い恋人石屋製菓現在も販売中(地域限定)北海道内の店舗・空港、北海道物産展、公式通販発売当初から北海道限定販売を継続
チェルシー明治販売終了2024年3月終売。北海道限定で関連商品が一部復活
森永チョコフレーク森永製菓販売終了2019年生産終了。進化系「武骨な塊」などが後継
サクマ式ドロップス(赤缶)佐久間製菓販売終了2023年1月に製造元が廃業。緑缶の「サクマドロップス」は別会社で現役

※販売状況は2026年9月時点で確認できた情報にもとづいています。店舗や地域によって取り扱い状況が異なる場合がありますので、購入を検討される際は最新情報をご確認ください。

なぜ人気だったお菓子が販売終了するの?

長年愛されてきたお菓子が販売終了になる背景には、いくつかの共通した事情があるといわれています。

まず大きいのが、原材料や燃料、人件費の高騰です。カカオや小麦、植物油などの価格が上がると、これまでと同じ価格・同じ品質で商品を作り続けることが難しくなります。次に、製造設備の老朽化や工場の統廃合も理由の一つです。専用の機械でしか作れない商品の場合、その工場が閉鎖されると生産自体が続けられなくなることがあります。

また、消費者の嗜好の変化も無視できません。時代とともに「甘いお菓子」から「カカオ含有量の多い大人向けチョコレート」へ、あるいは「手が汚れにくいお菓子」への好みの変化など、市場のトレンドが移り変わっていきます。そして、売上規模がピーク時に比べて大きく縮小し、他の売れ筋商品に生産ラインを振り向けたほうが会社全体としては合理的だと判断される「商品の入れ替え」も、よくある理由の一つです。

ただし、これらはあくまで一般的に語られる要因であり、個別の商品ごとの正確な終売理由については、各メーカーが公表している内容を確認するのが確実です。

販売終了したお菓子が復活することはある?

一度は販売終了したお菓子でも、形を変えて復活するケースは実際にあります。今回ご紹介したチェルシーや森永チョコフレークも、まったく同じ商品としてではありませんが、地域限定商品や進化系商品として一部その系譜が受け継がれています。

近年は「平成レトロ」と呼ばれるブームもあり、懐かしいデザインや味わいのお菓子に注目が集まる傾向があります。SNSで話題になったことがきっかけでメーカーが復刻を決めたり、周年記念として期間限定で昔のパッケージを再現した商品が発売されたりすることも珍しくありません。すべての商品が復活するわけではありませんが、「あのお菓子、もう一度食べたい」という声がSNSなどで大きくなることが、復刻・復活のきっかけになることもあるようです。

まとめ

昔は当たり前のように身近にあったお菓子も、その後の道のりはさまざまです。今も変わらず店頭に並び続けているもの、時代の流れの中で静かに姿を消してしまったもの、そして形や名前を変えながら誰かの手によって受け継がれているもの。どのお菓子にも、それぞれの時代を生きてきた歴史があります。

懐かしさに浸るだけでなく、「今どうなっているんだろう」と少し調べてみると、意外な発見があるかもしれません。

あなたがもう一度食べたい、懐かしのお菓子はありますか?

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